バトルスファンが贈るドロスグロップ情報と評判

登場して以来人気を博し続けているバトルス。その発端は2002年になります。数々の有名アーティストを輩出している名門とも言えるニューヨークで編成され、現在に至るまで数々の名曲を世に送り出してきました。常に進化を続けるバトルスのニューアルバム、ドロスグロップはこれまで行ってきた音楽活動の集大成とも言うべき作品に仕上がっています。持ち前のユニークさが存分に発揮されるライブは彼らの音楽活動の中度中心的な役割を担っていますが、これを全世界で展開。勿論日本でもお披露目する機会も多く、ファンは増えいく一方です。そんなバトルスを一言で表すのなら、「フリーダム」という言葉が一番似つかわしいです。既存の価値観にとらわれていると、そちらに意識が集中されてしまうため斬新で奇抜、そして魅力的な音楽は生まれません。これまでの音楽の歴史を一蹴するような音楽を展開してくれるのが、現在世界中で話題になっているバトルスミュージックなのです。

 

これまでの活動と製作秘話

アルバム「ミラード」はバトルスの名前を世界中に轟かせることになった伝説の一枚です。中でも収録されている「Atlas」はシングルも発売される程人気で評判高いのナンバーです。彼らの音楽は英国音楽誌からも大絶賛を受けることになりましたが、これがバトルスの名を更に広めるために一役買ったと言えるでしょう。アバンギャルドな作風の音楽、天才的な感性を持つメンバー達それぞれの感覚が主張し合う音楽は全世界の音楽ファンを魅了しているのです。ミラードを完成させてからも彼らの活動は続きます。次に完成させた「グロス・ドロップ」では、バトルスの新たな方向性が垣間見えるような仕上がりになりました。やがてこのアルバムも世界中から絶賛を受けることになり、ますます彼らのファンが増えることになりました。

 

しかし、順風満帆に思えたバトルスの音楽活動にも陰りが訪れることになります。それぞれのメンバーが各々強烈な感性を持っているため、天才の集団とも言えるのですが、その中でも中核的な役割を担っていたタイヨンダイ・ブラクストンがバトルス脱退を宣言したのです。このニュースは瞬く間に世界中へと知れ渡ることになり、彼がいなくなってしまったら次のバトルスミュージックは完成されることは無いだろうと噂をされるようにもなりました。勿論多くのファンも動揺することになり、バトルスが存続するかどうかさえ怪しく思っている方も多かったようです。

 

そんなハプニングの最中で作られたニューアルバム「ドロスグロップ」を恐る恐る聞いてみるファンも多かったことでしょう。しかしその懸念は当アルバムの中身を聞けば一気に払拭されることになります。前アルバムのグロスドロップに収録されていたナンバーを一部引き継ぐ形にはなっていますが、その全てに独自のアレンジが加えられているため、それが逆に、音楽に斬新さと奇抜さを与えて上手にまとまっているのです。新たに聞くことになる人も、これまでのファンも、両者が楽しめる一枚になっています。

 

方向性を決めた1枚

バトルスの音楽はアバンギャルドで革新的な物が多く、それが認められて現在に至ります。大抵の音楽はいずれかのカテゴリーに分類されることになりますが、彼らが奏でる音楽はそのどれにも当てはまらない、全く新しい音楽なのです。天才1人で作曲をすることになると、どうしても何かの音楽に影響を受けてしまいがちです。例えばジャズに影響を受けた音楽が誕生したり、ロックの流れを汲んだ音楽になってしまったり。勿論それが悪いというわけではありませんが、それだけでは物足りないと考えるのがバトルスです。天才達がそれぞれの思いや個性を前面に推し出し、メンバーとの議論の中で曲が作られているため、全く新しい音楽に仕上がってしまうのです。

 

タイヨンダイ・ブラクストンがバトルスを脱退するまでは、この方向性は全面に出されているものではありませんでした。単純に世界を驚かせるような楽しいナンバーが目指されていたため、当然と言えば当然です。しかし主要メンバーが脱退することで、バトルスの存在意義が試されることになりました。なぜ音楽活動をするのか、どのような音楽を伝えたいのかをメンバー達が考えさせられることになったのです。そこで確立されたのが革新的な音楽を作るという方向性です。バンド内で共通の目的を再確認したことにより、新生バトルスが誕生したのです。そうしてできた当アルバム「ドロスグロップ」は、これまで通り、音を楽しむというバンドの大前提は勿論のこと、革新というキーワードをも網羅した、これまでのバトルスミュージックには無い、ニューバトルスミュージックが展開されているのです。

 

彼らはどこに向かうのか

常に新しさを貪欲に求めるエクスペリメンタルバンド、バトルスはこれからどうなってしまうのか、当分目が離せそうにありません。既存の音楽から全く影響を受けていないような革新的な音楽で、これまでは成功を納めてきました。その集大成であるドロスグロップも世界中で大評判になっていますが、この大旋風はいつまで続くことになるのでしょうか。

 

企業が長く続くには理念が必要であると言われていますが、これは、自らの行動に理由を持つことが目的とされています。それと同じことを自然な流れの内にやってのけた天才達は、これからも長く人々に愛されていくということはもはや必然であると言えるでしょう。既に音楽界を震撼させるような、驚異と言っても過言ではない程の存在になっていますが、これから先もバトルス特有の斬新さや磨かれた感性で我々を驚かせてくれることに間違いありません。

 

ドロスグロップが誕生するきっかけにもなったタイヨンダイ脱退事件は、一見するとバトルスにとって不幸なことであるかのように見えますが、それをプラスにしてしまった彼らのポテンシャルは計り知れません。ニューバトルスミュージックはこれから先も音楽界を賑やかにしていくことでしょう。これからもバトルスの活躍と躍進そして、音楽界に新たな旋風をどんどん巻き起こしてくれることに期待したい。ドロスグロップはニューバトルスの躍進の第一歩目なのです。

ポストロックの代名詞とも言えるバトルス(Battles)。シカゴ音響系のバンドとしてプログレッシブ・ロックやテクノなどを通過しながらも、ワールド・ミュージックの要素が強い実験的なバンドです。さまざまなジャンルを消化した音楽性は評判も高く、世界各国のメディア、ミュージシャンから評価され続けています。マスロックの巨匠である元ドン・キャバレロのイアン・ウィリアムスを中心として、2002年に結成されたバンドです。

 

ワールド・ミュージック的なポストロック

日本の中でポストロックの知名度と言えば、toeやmouse on the keysのようにドラムが細かくて複雑なリズムのバンドというイメージが強いかと思いますが、バトルスはどちらかと言えば緩やかなビート感が特徴です。これはワールド・ミュージックの影響を受けていることが関係しています。

 

特に、バトルスの最新作「ドロスグロップ」は「グロス・ドロップ」をリミックスした作品であり、リズム構築の面で重点を置いています。「ice cream」のリミックスを行っているのはギャング・ギャング・ダンス。奇妙な雰囲気を出した楽曲に仕上がっています。

 

タイヨンダイ・ブラクストン脱退後も変わらないスタンス

フリージャズ界の大御所を父に持つタイヨンダイが脱退後も、バトルスの活動は続いていきます。「グロス・ドロップ」のリミックス版として登場した「ドロスグロップ」は、元々の作品タイトルをもじった内容。しかし、リミキサーの豊かなセンスを感じさせるクオリティとなっており、「これはもはや新作だ」と謳われるほどとなっています。

 

本作がリミックスアルバムとして他と差別化を図っているポイントは、収録されている楽曲が違うという点にあるのではないでしょうか。収録順や楽曲の内容はまったく新たな形で構築されているあたり、バトルスならではの美学やこだわりを感じさせます。アンビエントな「Wall Street」にも要注目です。サイケデリックな浮遊感漂うウワモノのサウンドにも注目すべきところでしょう。また、「Africastle」はシューゲイザー的なイントロから始まり、ダンストラックに移行するナンバー。リミックスはkode9 Remixが担当しています。

 

バトルス「ドロスグロップ」は彼らの進化を反映した作品。過去のポストロック的あるいはそのバックグラウンドとなるハードコア的な雰囲気から脱却し、現在のキャッチーかつドリーミィな世界観へと変遷を遂げています。しかし、その中に隠された構築されたビート感には注目すべきでしょう。

『ドロスグロップ』

バトルスがニューアルバムをリリースしました。「ドロスグロップ」と命名されたこの作品は、以前バトルスがリリースした「グロス・ドロップ」を本人たちがディレクションしてリミックスしたものです。またアートワークも本人たちが手掛けるなど、バトルスの美学の結晶となっています。バトルスを知らない方は是非聴いてみるべきだと思います。そんなわけでバトルスと、今回リリースしたアルバムを少し紹介したいと思います。

 

バトルスの歴史
バトルスは2003年にアメリカのニューヨーク州にて、デイブ・コノプカ、イアン・ウィリアムス、ジョン・ステアニー、タイヨンダイ・ブラクストンの4人で結成された、エクスぺリメンタルロック・ポストロックなどに分類されるバンドです。現在はタイヨンダイ・ブラクストンが脱退し3人で活動しています。アルバムは2007年に「ミラード」、2011年にグロス・ドロップをそれぞれリリースしています。また2005年、2007年、2009年、2011年には来日もしています。

 

ドロスグロップ
バトルスが2011年にリリースした「グロス・ドロップ」は、2009年のタイヨンダイ・ブラクストンの脱退の後、前進を選んだバトルズの熱がこれでもかと込められたという評判の高い名盤です。そのリミックス版「ドロスグロップ」は、そこからさらに前進したバトルスの姿が映されています。上述したように、「ドロスグロップ」は本人たちがディレクションしたメンバーでリミックスを行っています。ドイツの代表的なテクノレーベル「kompakt」に所属している「Gui Boratto」 ・プロデューサーとしてモブ・ディープの作品を多数手がけてきた「The Alchemist」 ・ダブステップを語る上でなくてはならない存在「Kode9」などの著名なアーティストが名を連ねており、一切妥協せず「ドロスグロップ」を仕上げました。 レゲエにも通じる浮遊感のあるリズム、スティールパンなどを使用した多彩な音色、「グロス・ドロップ」から曲順までも変えるこだわり。これらはバトルスの「美学」とも呼べるものだと思います。

 

最近は音楽ジャンルが細分化されそれぞれのジャンルが飽和状態となり、新たなジャンルというものが生まれにくくなりました。しかしバトルスは、形式的には エクスぺリメンタルロックとなっていますが、どのような音楽ジャンルでも括れないバンドです。これからも、まったく新しい音楽を提供してくれることを願っています。またバトルスのようなバンドが新しく生まれることを楽しみにしています。

 

日本はもとより、世界各地で音楽活動を展開しているエクスペリメンタルロックバンド、バトルス。メッセージ性の高い楽曲と圧倒的なライブパフォーマンスは圧巻の一言で、大勢のファンを魅了し続けています。そんな彼らが代表作であるグロスドロップを進化させ、リミックスアルバムとしてリリースしたことが評判となっています。
世界各国に多くのファンを持つ
エクスペリメンタルロックバンド、バトルスはニューヨークブルックリンで結成された四人組音楽グループです。ファーストアルバムが高い評価を得て、一気にブレイクを果たした彼らですが、メンバーの一人であるタイヨンダイがソロでの活動へシフトすることを目的に脱退し、アルバム制作も頓挫しかけてしまいます。しかし、そのような危機的状況に陥っても前進することを止めず、セカンドアルバムグロスドロップをリリースしました。そんな彼らの魅力はやはりライブにあります。感情表現が豊かで圧倒的な存在感を示すパフォーマンスやステージングは圧巻で、初めて彼らを観るというオーディエンスさえも魅了してしまいます。強烈な個性と一度聴いたら忘れることのできないサウンドメイキングが施された楽曲も特徴的で、世界各国に大勢のファンが存在します。

 

バトルスの魅力を深く知ることができる
結成当初からのメンバーであり、ブレーンでもあったタイヨンダイの脱退によりバンド存続の危機に立ったバトルスですが、残された三人の手によりセカンドアルバムグロスドロップがリリースされます。その作品に多彩なアレンジを加え昇華させたアルバムがドロスグロップです。もう一つのグロスドロップとも言えるこの作品は、ハドソンモホークやギャングギャングダンス、フィールド、コード9らが参加しており、高い完成度を誇るアルバムに仕上がっています。また、バトルスメンバー自身がアレンジやサウンドメイキングに携わり、アルバム全体の構成にも手を加えたことにより、随所にバトルスの美学が散りばめられています。この作品だけを聴いても充分楽しむことができますが、最初にグロスドロップを聴いてからこのアルバムを聴くと更にバトルスの魅力を深く知ることができるでしょう。

 

ドロスグロップはこの作品自体が新たなアルバムと言えるほど完成度の高い音源です。しかし、バトルスというバンドをより理解するためには、やはりセカンドアルバムグロスドロップを聴いてからにした方が良いでしょう。オリジナル盤との違いを発見するだけでも楽しむことができますし、違った一面を見つけることもできるでしょう。

2012年4月11日にリリースしたバトルスのリミックスアルバム「ドロスグロップ」は、それまでの作風とは一味違った新たな魅力感じられる展開となっており、好評を博しています。コラボレーションアーティスト・クリエイターから、リミキサー陣、さらにはアートワークに渡り細部までこだわっており、進化し続けるグループの特長が色濃く現れています。収録曲は全12曲で、それまでのコアな雰囲気を残しつつも、加えて明るさも随所に取り入れた聴きやすい一作となっています。個性の強いバトルスの基盤に、色とりどりのカラーが加わることで、華やかさのあるアルバム作品に仕上げられています。

 

また、全体に渡り感じられるユーモア性も特長となっています。例えば、アルバムのネーミングです。翌年に発売された原盤となる「グロス・ドロップ」のタイトルをもじった形となっており、バンドのユニークさにおける個性が垣間見えます。

 

もちろんその面は、音づくりにも表れています。ストイックな追求性を、そう言った聴くことの「楽しさ」へも向けることで、新たな世界観の確立を目指した形となっています。リミキサーメンバーには、ハドソン・モホーク、ギャング・ギャング・ダンス、ヤマンタカ・アイ、さらにはフィールド、コード9、ギ・ボラットと言った個性豊かな豪華作家陣が名を連ねています。またそう言った充実性ある人選を、バトルスメンバー自らが手がけている点も特長的です。

 

そしてその背景には、バトルスオリジナルメンバーにおける事情が関連しています。「グロス・ドロップス」の一つ前にあたるタイミングで販売した、ファーストアルバム「ミラード」リリース後2010年に、Vo,Gt, Keyを担当していたタイヨンダイ・ブラクストンが脱退したことがその理由です。デイヴ・コノプカ (Gt, Ba, Ef)、イアン・ウィリアムス (Gt, Key)、ジョン・ステニアー (Dr)と言ったボーカル不在の3人体制となったため、さらなるプロジェクトとして着手されたのです。ですが、穴を補うと言った目的もあったとは言え、結果的に冒頭にも挙げた通り、さらなるカラーの発掘にも役立った形となり、ファンにはある意味嬉しい流れでもありました。

 

原盤「グロス・ドロップ」は、全国CD店において軒並み一桁台の順位にランキングされるほどの人気作となりました。それに伴い、リミックス盤でありながらも大きな注目寄せられる作品となったのが、同作「ドロスグロップ」です。ファンの方、そしてファンならずとも、きっと高い満足度得られる音源となることでしょう。

野田努氏が手がけた、日本展開版におけるライナーノーツにも注目集まるバトルスのリミックスアルバム「ドロスグロップ」が話題を集めています。
デイヴ・コノプカ、イアン・ウィリアムス、ジョン・ステニアーの3人からなるエクスペリメンタル・ロックを追求する同バンドは、原盤となった前作「グロス・ドロップ」において既に大きな知名度を誇っていました。そんな彼らのさらなるリミックス展開である同作だけに、洋ロックファン垂涎の一枚となっているのです。ハドソン・モホーク、ギャング・ギャング・ダンス、またオリジナルバージョンへも携わった、ヤマンタカ・アイ、そしてフィールド、コード9、ギ・ボラットと、業界においては知られた存在である豪華なメンツが集結した形となっています。

 

全12曲からなる同アルバム展開において、中でも目立ったナンバーに、9曲目に収録された「Ice Cream」が挙げられます。リミックスは「ギャング・ギャング・ダンス」のブライアン・デグロウが手がけており、バトルスメンバー自らも高い満足度を語るほどの仕上がりとなっています。「ギャング・ギャング…」が2011年にリリースしヒットを成功させた「Eye Contact」における、独自のテイストが反映された音づくりが特長的です。

 

攻撃的でどこか危険な雰囲気を醸し出すバトルスサウンドに、さらに「奇妙さ」を加えた仕様は、他の曲にはない存在感を演出しています。
また、上述のタイトルを含めたプロジェクトに関わる、コラボアーティスト・クリエイターの人選を、すべてバトルスメンバー自らが行っている点も独自の取り組みとなっています。原盤「グロス・ドロップ」のさらに前作である、ファーストアルバム「ミラード」リリース後に脱退したメインボーカル、タイヨンダイ・ブラクストンの穴を補うべく、高い完成度を追求しています。

 

購入においてはアルバムの他、ダウンロードの形も便利に活用できます。日本版ディスクには限定のダウンロードカードを封入しており、音源展開とネットワーク販売を上手く結びつけた取り組み面が反映されています。

 

同バンド独自の美学が、さらに広いジャンルのアーティストを巻き込んで表現されるその作風には、これまでのバトルスを聴き尽くしている方でも、また新たな新鮮さをも感じることができるでしょう。加えて、ユーモアな面の活かされたラインナップは、あなたの感性を退屈させません。より豊かなミュージックライフに活かせる一枚です。

ロバート・アシュレイ、アルヴィン・ルシエ、ゴードン・ムンマ、デヴィッド・ベアマンなどに代表される実験音楽「エクスペリメンタル・ロック」ジャンルにおいて注目を集める、バトルス。そんな彼らが2012年にリリースしたリミックスアルバム「ドロスグロップ」は、ファンからも評価の高い展開となっています。前年2011年に発売した「グロス・ドロップ」のアレンジバージョンとなっており、ユーモアのある原盤をもじったレコードネーミングの通り、ユニークな仕上がりとなっている点が特長的となっています。

 

従来のバトルスサウンドに連想されるイメージと言えば、やはり「ヒリヒリ感」が挙げられるかと思います。危険で、それでいて緻密にデザインされたアーティスティックな音づくりが彼らならではでした。

 

ところが、2007年のファーストアルバムリリース後、ボーカル・ギター・キーボードを担当していたタイヨンダイ・ブラクストンが脱退。その影響もあり、今作には新たに、ブライトなテイストが全体的にプラスされた形となっています。聴きやすく、それでいて退屈にはならないバトルスならではのエッジが利いた感性楽しめる一作です。

 

加えて、充実のゲストボーカル陣の個性も特長的です。ゲイリー・ニューマン、マティアス・アグアーヨをはじめとした実力派4人が名を連ね、作品を彩っています。プラスされたテイストは、「華やかさ」の一言に尽きます。実績十分の、土台の完成された音に、まったく違った才能が集うことで、色彩豊かなタイトルのラインナップを実現しています。

 

またその面はアートワークにも反映しており、前作同様、メンバーの一人デイヴ・コノプカが手がけたリワークスは、まさにその流れを象徴するかのようなカラフルな仕上がりとなっています。赤・黄色・緑・水色のビビット感ある4色のペイントを、原盤デザインにぶちまけた仕様です。鮮やかで、どこか毒々しさもある様相は、まさにベースとなる従来のバトルスカラーと、コラボレーション企画の融合を演出した形とも取れます。

 

彼らの音楽は、CD・アルバムを通して楽しめる他、日本公演によるライブでも体感できます。エレクトラグライド・フジロックツアーと大規模なイベントも展開しており、音源作品以上の臨場感が楽しめます。しかし「ドロスグロップ」リリース以降は2014年現在、まだ来日は行われていません。リミックスワークスに関しては、やはりアルバムを通しての視聴が主立った手段となります。

ポストロック、ポスト・ハードコア、プログレッシヴ・ロック、マスロックと言った、複数ジャンルの音楽テイストを融合した実験的なサウンドを追求するアメリカ・ニューヨーク出身のバンド「バトルス」は、日本の音楽ファンにも評価の高いグループとなっています。

 

まさに、現在のに本国内における先進的なサウンドを牽引していると言っても過言では無い、斬新かつ画期的な作品づくりが特長的です。個性的でおしゃれな作風は、アーティスティックな雰囲気を空間内に醸し出します。カフェやアパレル、ナイトイベントなどのBGMとしても最適です。

 

そんなバトルスから2012年にリリースされたリミックスアルバムは、彼らの複数に渡る作品群内でも代表的な展開となっています。セカンドアルバム「グロス・ドロップ」のアレンジングプロジェクト、その名も「ドロスグロップ」です。ゲストボーカルにはゲイリー・ニューマン、マティアス・アグアーヨ、そして「ブロンド・レッドヘッド」のカズ・マキノ、「ボアダムス」の山塚アイと言った豪華なメンバーが参加しており、原盤にはない新たな魅力が加わる形となっています。

 

制作の経緯としては、同年2012年に行った、世界各地のインディペンデントなレコード店を盛り上げるべく企画したイベント「レコードストア・デイ」への取り組みが挙げられます。ハドソン・モホーク、ギャング・ギャング・ダンス、ヤマンタカ・アイなどのメンバー、さらには新進気鋭のクリエイターとして注目を集める、フィールド、コード9、ギ・ボラットをリミキサー陣に加えた、こだわりの展開となっています。

 

緻密さが特長的なサウンドづくりプラスし、「自由度」と言う新たなカテゴリが加わったような、より楽しむことを意識した面が個性を醸し出す一枚となっています。

 

渋谷・新宿・名古屋・大阪・札幌の各主要都市におけるCDチャートでは、軒並み上位にランクインした実績を持つ、原盤「グロス・ドロップ」。既に音楽ファンには高い知名度を誇っていた作品のリミックス仕様となるため、「ドロス…」に関しても、大きな話題を呼びました。単品で手にしても良し、また、両作とも購入し、聴き比べてみると言った楽しみ方にも重宝できます。

 

ヒリヒリ感が特長的との評価を受けたタイヨンダイ脱退前の前作「ミラード」と比べ、ブライトさがとにかく目立つ仕上がりとなっているため、コアなファンならずとも聴きやすくなっています。ハードな洋ロックに抵抗のある方でも、是非一度耳にして頂きたいアルバムです。

2011年に発売した「グロス・ドロップ」で話題を呼んだ、アメリカ出身のエクスペリメンタルロック・バンド「バトルス」が、翌年2012年に新たに展開したリミックスプロジェクトが話題となっています。

 

昨年のアルバム内容を引き継いだ、その名も「DROSS GLOP(ドロスグロップ)」です。テクノ分野における活動で知られる野田努氏がライナーノーツを担当することでも注目を集める、まさにバトルスファン必見のプロジェクトとなっています。「ブロンド・レッドヘッド」のカズ・マキノや、「ボアダムス」の山塚アイと言った。日本のゲストボーカルも参加していることから、国内においても各メディアが取り上げる形となった作品です。
注目のポイントは、何と言ってもバトルスならではの美学・ユーモアが余す所なく凝縮されている点です。セカンドアルバムのリミックスとなるだけあって、ファースト「ミラード」よりもさらに自由度が増している上、より楽しむことを追求した仕様が、独特の世界観へ導いてくれます。個性的かつ実験的なナンバーの数々は、ありきたりな日常に大きな変化をもたらしてくれることでしょう。

 

一点、ファーストとは大きく異なる点があります。それは、フリー・ジャズ界の巨匠である、アンソニー・ブラクストンを父に持つボーカル、タイヨンダイがソロ・アルバム「Central Market」を発表後、脱退してしまっていることです。

 

タイヨンダイ抜きの3人で臨んだプロジェクトとなっているため、メインメンバーは元「ドン・キャバレロ」、「ストーム・アンド・ストレス」のイアン・ウィリアムス、元「リンクス」のデイヴィッド・コノプカ、元「ヘルメット」、「トマホーク」のジョン・ステイナーによる3人体制です。洗練された新たな取り組みであるセカンドにして、さらにはそのリミックス展開となるだけあって、今後のバトルスサウンドを占うと言っても過言ではない作品なのです。

 

ファンの方、そしてファンならずとも、是非チェックして頂きたい1枚です。

 

そしてもう一つ忘れてはならないのが、アートワークの面です。ギタリストでもあるデイヴ・コノプカがセカンドを担当しましたが、新たなリミックス版でも同じくリワークを努めています。ピンク一色で仕上げた印象的な元のデザインに、カラフルなビビットカラーをプラスした仕様となっています。まさに、タイヨンダイの抜けた穴を個性豊かなゲストボーカルが補った面を表しているようなデザインと言えます。音楽面はもちろんのこと、ディスク作品としての面でも、楽しめる一作となっています。

固定化された概念を打ち破るのであれば、ドロスグロップの音楽スタイルはまさに魅力的なミュージックを兼ね備えているといえます。他では見つけることが出来ない斬新なスタイルを手に入れたい人は、ドロスグロップに耳を傾けて見てはいかがでしょうか。

 

イギリス発の積極的な音楽を取り入れようと思えば、やはり斬新な音楽を手に入れられるようにしておくと、今まで知らなかったことも多く発見できるようになります。このあたりは、自分で新しいことに興味を持っている人にとっては、刺激的な事は間違いありません。

 

3人のグループもそれぞれが個性的なので、その今までの軌跡を追ってみるのも面白い発見があるかもしれません。なかなかそのようなスタイルを知ることが出来ない場合もありますが、ぜひ今までにないスタイルとして自由な形で手に入れられるようにしておけば、きっと、大きな発見や音楽についての魅力的な時間を過ごすことができます。

 

このあたりは、自分で固定化されず、自由に取り入れられるようにしておくことです。
そのように、自分に合った方法で音楽を楽しめる要素の一つとして、ぜひ新しいスタイルを手に入れてみてはいかがでしょうか。なかなか自分では発見できないことも、この機会に知ってみるようにすると、新しい発見や音楽についての魅力的な刺激を手に入れることができます。自分に合った方法で、どういうことが可能になるのか、ということを色々と音楽を知る上で耳を傾けて知ってみることもよいでしょう。

 

ドロスグロップには、他ではまず見かけることが無いような音楽の刺激があふれているので、そのようなスタイルをもっと、積極的に手に入れられるようにしておくことで、これまで以上に新しい発見や魅力的な条件を自分の中で手に入れられるようになります。自分なりにどういうことが未来の音楽としてセンスが良いのか、ドロスグロップを参考にして、一つの基準を作ってみるのも面白いかもしれません。

 

音楽をそれほど詳しく知らない人でも、今までとはまったく違った刺激的な要素が多種多様に盛り込まれているので、そのような音楽のエッセンスをぜひ、自分なりに取り入れて見るようにしてみると、かなり具体的な要素を自分で発見出来るようになります。今までとは一味違う、新しいスタイルを思い切って取り入れるようにすることで、これまで以上に多くの事を発見出来るようになります。ぜひそのために、思いきった冒険を忘れないようにしてみてください。

一般的な音楽では物足りない、と思っている人にお勧めできるイギリス発のバンドグループは「ドロスグロップ」がお勧めです。他にはない3人の迫力ある音楽には多くのファンが魅力を感じることは間違いありません。スリリングな音楽は、聞いている人を圧倒するようなスタイルになっており、自然とひきつけられる部分が多数あります。そういう音楽を身につけているだけでも、かなり自分で固定概念を変えることが出来るようになります。

 

そういうスタイルは、なかなか自分ではワンパターンになりがちなところを変えていく、大きな要因、ムーブメントとして知ることができます。自分の概念に閉じこもりがちになってしまうと、そこから新しい発見を手に入れることにはどうしても、大きな時間的な労力や新しい挑戦が必要になってしまいます。そのような概念を出来る限り固定化せず、新しい飛躍こそ求めていくべきといえるでしょう。

 

新しいミュージックに興味がある人にとっては、今まで見たこともないようなスタイルでの音楽を手に入れることができるので、ぜひこの機会に思い切って新しい挑戦をしてみることが望ましいといえます。無駄がなく、スマートなスタイルの音楽を手に入れることで、自分の精神的なものまで、新しい「革新」を生みだすチャンスがあります。どうしてもワンパターンになってしまいがちな要素をある程度、自由に概念を固定化しないようにすることで、新しい発見や魅力的な自分を見つける要素にもなります。

 

自分らしく、新しいことに積極的に挑戦する意欲を持つことで、今までにないような自分らしいスタイルを身につけることも可能になります。このあたりは自分で固定化された概念に縛られてしまうと、どうしてもそこから脱却できずに陥ってしまうパラドックスをドロスグロップはまさに爽快に打ち破る音楽スタイルを持っているので、ぜひ今までマンネリに飽き飽きしていた人にこそ、聞いてほしい音楽スタイルといえるのではないでしょうか。

 

そういう新しいことが出来るようになることで、今までの概念を完全に打ち破る、スタイリッシュな音楽に身をゆだねることが出来るようになります。自分ではなかなか気づかないことも、新しい音楽として、発見出来ることもあるので、自分なりに思い切って挑戦する意欲を持ってみることが大切になります。自分なりに、新しい概念や方針を持てるようにしておくことで、未来に対する発見も多くなります。

ドロスグロップは、イギリス音楽の中でも常に先駆的な存在として多くのファンを魅了してきました。なかなか現代にはないスタイリッシュな音楽で、日本にも固定のファンがいることで知られており、他にはない「ロック」の音楽は多くの感動を生んでいます。

 

日本でもCDの販売は好調で固定ファンがいることでも知られており、このスタイルの音楽はまさに現代的なミュージックの一つとして、ファンをとりこにしています。

 

また、3名のチームになってからも活動は積極的でドロスグロップは、非常に独創的、かつ魅力的な音楽を常に発表していることから、まさに音楽の一代ムーブメント≠作り出す渦を持っているといえます。このようなスタイルは他にはない、イギリス独自の音楽の文化を受けづいている、ということがえいます。このような新しいスタイルを積極的に取り入れることで、今までにないような新しい音楽についての考え方や、自分が今まで触れたことのないスタイルを手に入れることが出来るはずです。

 

ドロスグロップはまさにそんな今までのミュージックを一新するようなスタイルを持っているというだけに、多くのファンにとって、魅力的な要素を多分に持っているといえます。このような内容はなかなか自分では手に入れられない部分も多数あるので、ぜひセンスよく新しい音楽を身につける、という観点からもお勧めできる方法ではないでしょうか。まだ、ドロスグロップを聞いたことがない人も新しいセンスとして、ぜひ試してみる価値は十分にあります。

 

ワンパターンにならない、自由な音楽というのはいつの時代も高く評価されるものですが、ドロスグロップにはそんな他にはないような魅力的なセンスを十分に兼ね備えているので、そのような要素をぜひ、自分の中にもうまく取り入れて見る、ということも大切になってきます。自分にはないような、まさにダイナミックな音楽のセンスを上手に取り入れるようにすることで、これまで以上に新しいことを積極的に見つけることができます。
色々と音楽を聴いてきた人ほど、また新しい発見ができるグループの一つであり、魅力的な要素を多分に持っていることが、多くのファンにとって発見をするきっかけになっていることは間違いありません。これまで以上に多くのファンにとって、発見できることが多いグループの一つとして、ファンにとって、固定概念を超越する、新しい発見があることも間違いないのではないでしょうか。魅力的な要素こそ、ぜひ押さえておいてください。

さまざまな楽曲を世に排出してきたバトルスですが、特に印象に残っている作品はグロス・ドロップであるかたが多いでしょう。個性、美しさ、スリリングさ、ダイナミックさなどを兼ね備えているグロス・ドロップには多くのファンのかたが酔いしれ、バトルスの名を世に知らしめた作品であるとも言われています。バトルスの個性が十分に生かされている作品に仕上がっており、バトルスファンは非常に心地良い時間を送ることができます。

 

独自の音楽性を追求
独特な音楽性やライブでのパフォーマンスが特徴的であり、その活動にはバトルス独自で追及したものがあります。ですが、音楽に対する技術やバンドとしての息もぴったりマッチしており、記憶にも記録にも世に残っています。2014年に日本で先行発売されるドロスグロップでは従来の音楽性も生かし、新しく挑戦した部分も多々存在しています。その違いはご自身が直接聴いて確認してみてください。

 

順調ではなかったバトルス
成功したバンドには多くの仕事が舞い込んできて、考え方が変わることもあります。バトルスではタイヨンダがグループから脱退したのを機に新しい形を追求していくことを決意し、ストレスやプレッシャーに打ち勝ち、今に至ります。

 

お互いのアイディアを生かし、結局何も前に進めなかったことも多々あり、決して平坦な道を歩いてきたのではありません。苦しみながら進化していくバトルスは壁に当たる事に成長していくグループです。バトルスは常に新しいものをファンに提供しているので、ぜひ、注目してください。

 

ライブでの存在感は他を圧倒する
ライブの一番の見どころは、やはり生で演奏を聴き、どんなことをやってくれるかという期待感を裏切らないところではないでしょうか。バトルスのライブでのパフォーマンスは非常に画期的であり、ライブに来てくれたかたを本当の意味で楽しませてくれ、多くのファンの心を鷲掴みにしています。もちろんバンドとしての技術も確かなものがあり、定評があります。

 

史上最高のリミックス版と言われているドロスグロップでもバトルスの個性が生かされており、ライブでもさらにファンのかたを楽しませてくれるでしょう。また、独自のセンスも生かしており、変拍子やミニマルを駆使した音楽性は非常に興味深いものがあります。新生バトルスが誕生した時には新しいサウンド作りメソッドを見出し、新しい領域に足を踏み入れ、さらに成長したバトルスにぜひ、注目してください。

アーティストの通常のアルバムは約三千円から発売していることが多いですが、バトルスの代表作であるグロス・ドロップは千八百円で提供しているので非常にお安くなっています。ですが、楽曲は高く評価されており、ファンのかたの人数も増加していっています。

 

間違いなくこれからの音楽シーンを引っ張っていくことになるであろうグループの一つ、バトルスに世界中から注目が集まっており、今後のさらなる活躍が期待されています。

 

確かな音楽性でファンを魅了
ライブパフォーマンスが一つに売りであるバトルスは「音のごちゃ混ぜ感」があり、狂気と呼ぶかたもいますが、本来は正統派バンドとして知られています。

 

バンドとしての才能や技術は非常に高いものがありますが、タイヨンダイ脱退後に新しい形を追求していっており、さらなる活躍が期待されるグループの一つです。「生計を立てるためにバンドをやっているのではない。単なるガレージ・バンドじゃない」とメンバーは語っており、バンドへの愛も非常に深いものがあります。

 

ポップ好きの方に
今回発売になったドロスグロップはポップ・ミュージックを意識して作ったとメンバーは語っておりますが、ポップに留まらず、新しいサウンドやテクニックに挑戦してものになった楽曲も豊富に収録されています。

 

これまでにない新しい領域に足を踏み入れたバトルスは今回の作品を機に大きく発展し、その音楽性もより幅広くなりました。どんどん形が変わっていき、進化していくバトルスにぜひ、注目してください。

 

力んで楽曲を作らない
新たに3人組での活動になった時に、今までのスタイルで活動していくより、心機一転して新しいスタイルを自分らのものにしたほうが良いと考えたバトルスは、当初おこなっていた「すごい楽曲を作ってやろう」という気持ちを捨て、自然体である自分らの聴きたい曲や作りたい曲を作成していき、結果的に自分らも満足でき、ファンや音楽家からの評価も高いアルバムに仕上がりました。

 

これからのバトルスは今まで以上に自然体で音楽活動に励み、メンバーが減ったことを感じさせない楽曲を提供していきたいと考えています。日本とも非常にゆかりがあり、一番初めにバトルスを受け入れてくれたのが日本のファンであり、これからも感謝や敬意を持って日本でも活動していくと語っており、日本にいるバトルスファンはさらに身近な存在になっていくでしょう。これからのバトルスにぜひ、注目してください。